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子育て科学アクシスブログ


自分との約束

こんにちは。黒岩です。
暦の上では秋とはいえ、まだまだ暑さが続きますね。
皆さま、いかがお過ごしですか?

 
さて、半年ほど前、ある本を読みました。
その本は、(あくまでも私の解釈ですが)著者自身が「生きづらい・うまくいかない」と感じた実体験から、「人の悩みの大半は、お金と目に見えない将来のこと。お金の管理とスケジュール管理について、できるだけ具体的に計画し、『数字として見える化すること=事務』が不安を解消してくれる。そして、事務は将来の夢を実現可能な計画に落とし込むことができる有効なツールである。」ということについて解説してくれる本でした。

 
実は、アクシスで若者たちのお話を聞いていると、その悩みの多くは「お金」と「目に見えない将来」に関連することなんですよね。
「〇歳の人はこんな仕事をしていて〇万円くらいのお給料をもらっていて、一人暮らししている人も多いですよね。」的な、一般化しすぎてしまうケースが多い印象です。
この本では、まず「自分の10年後の『将来の現実』について、できる限り数値化すること」、そこから「地続きである『今の現実』に戻ってきて数値化すること」を行っています。
このことについて、私は「自分自身が自分の10年後と約束をする」というイメージを持ったのですが、将来像(就職先、働き方、など)によってお給料が変わるので、「将来像をできる限り具体化していくと、お金もより具体化しやすくなり、悩みや不安が減らせるかもしれないな」と考えました。

 
さらに、もう1つ印象的だったのは、「どうせ最後はうまくいく」というセリフです。
もし、計画した事務作業がうまくいけば、それは「やり方が合っていた」ということであり、逆にうまくいかなかった場合は、「やり方を変えればいいだけ。どうせ最後はうまくいく。」と気持ちを切り替えていました。
あくまでも「『事務』のやり方が合っていなかっただけ」と、ダメ出しの方向性が明確なところも目からうろこでした。
やろうとしたことができなかった時、つい「自分はダメだ。才能がない。」と自分を否定しがちですが、否定するのは「やり方」であることも素敵な視点だなと思いました。

 
この本を読んで、私も10年後の私と約束をしたので、その約束に向かって「私が続けられる事務」を続けているところです。
その事務の1つは断捨離なのですが、去年の今頃も「断捨離に挑戦中」と書いていたような…。
飽きずに続けられているということか、それとも…。
ま、気長に断捨離を続けます(笑)。

 
黒岩 美喜