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子育て科学アクシスブログ


今年も大変お世話になりました

皆さんこんにちは、成田です。

 
昨日12月17日に本年最後のオンラインワークを行いました。多くの皆さまにご参加いただき、大変ありがとうございました。

今回はコアスタッフ4名総出で楽しくワイワイしながら、アクシスで経験させていただいた事例をご紹介しました。

大変活発にチャットも入れていただけて、おかげさまで(多分)聴いている方を退屈させない2時間になったのではないかと思います。

で、皆さんに退出していただくときに「できたらコメント書いてね~」と言っているのですが、昨日いただいたコメントの中にとても嬉しいものがありました。

 
「4人の先生方がみんなとても明るく楽しいので、私も元気になりました!」

 
・・・もしかすると、おまえら明るい「だけ」やんか~、という皮肉なのかもしれませんが(笑、まさかね)、でもでもとても嬉しいんです。だってこれ、実は昨日のワークでも、ほかのご相談のときでも、講演会のときでも、ひたすら、ひたすらアクシスで言い続けていることなのであります。

「大人が笑えば子どもが笑います。そして大人と子どもが笑っている家庭では、子どもの脳がよく育ちます」
 
実は、アクシスで悩んでいる皆さんに普及しようとしていることは、「これだけ」なのです。本当に。だから、いろんなインタビューとか本とかの肩書に「小児脳科学者」だの「発達脳科学者」だのつけられるの、いつも困ってしまうのです。

脳科学とか小児科とか心理とか教育とか福祉って全部後付けなんですから。この標語だけではだれも信じてくれないから、しかたなくて(?!)いろんなウンチクくっつけているわけで。

子どものために必死で頑張るお父さんお母さん、たくさん見てきました。自分の仕事や時間を犠牲にしながら子どものために走り回ることこそが愛、と考えているかのように。でも本当に子どもがよくなるのは、いつも親が子どもから離れて好きな活動をした時でした。子どもとは別の世界に親が自分の居場所を見出した時でした。子どものためではなく自分のために「贅沢」をした時でした。このようなとき、親は必ず笑顔になるからです。

端的に言うと、アクシスで家族の状態像が良くなるのは、もしかすると私たちの医学・心理学・福祉学・教育学という「専門家」の力ではなく(いや、だけではなく(笑))、ただただ親が子から離れて自分を解放し、あほな私たちの話に笑うことができる空間を提供できているからなのかもしれない、とさえ思っているわけです。

そういう意味で、上記の会員様のご感想は何より私たちの胸に響くわけです。本当に感謝してもしきれません。

 
そんなわけで、今年も粛々と暮れていきます。皆さん、来年もまた楽しく笑える年になるといいですね。笑えなくなったら、ぜひアクシスにいらしてくださいませ。ダジャレ要員成田藤原、突っ込み担当上岡、そしているだけで癒しの黒岩が全力であなたを笑顔にします。

本年も本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 
成田 奈緒子