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子育て科学アクシスブログ


ガンダムの話

上岡です。
ネットフリックスに加入しました。
漬けです。ネットフリックスまみれです。るつぼです。
無類の映画好き少年だった私は、子ども時代にこんな機能が無かったことを感謝します。
今は刺激的なものが身の回りに多くて、「見たいけど我慢する」ということに、脳の容量をかなり使わざるを得なく、今のこどもたちは大変だなー、とつくづく思いました。
 
さてさて、興味あるネットフリックス限定の映画も一通り視聴したので、おススメ作品など閲覧していると、お!
飛び込んできたのが「機動戦士ガンダム」です。
どんぴしゃ世代です。
映画「ククルス・ドアンの島」も公開していることもあり、復習も兼ねて視聴し始めました。43話という長丁場に出かけたわけです。
 
とても新鮮に見られました。
目立ったエピソードしか記憶していない自分に気づきました。
「認めたくないものだな、若さゆえの過ちというものを」「ザクとは違うんだよ、ザクとは」「黒い三連星がやぶられるなんて!」「二度もぶったね!」「坊やだからさ」「トイレはあっちじゃない?」「ミハルがいなくなっちまった」「悲しいけど戦争なのよね」「僕にはまだ帰れるところがあるんだ」(ご覧になっていない方にはさっぱりわからないと思いますが)は覚えてましたが、多くはすっぽり抜け落ちていました。
 
そして今の感想としては、「なかなか渋い話」、というとこです。
あらすじとしては、軍隊経験がゼロやほぼ無い少年少女が不測の事態から、連邦軍の戦艦とモビルスーツに乗り込むはめになり、敵のジオン軍と戦います。そして前半はずっーとずっーと、ジオン軍に追いかけら攻撃され続けます。その結果、主人公のアムロ少年は交感神経が高ぶりすぎて眠れなくなり、サンドウィッチをいっさいのまばたきせずモグモグ食べ続け、しまいには黒目がない状態でベッドにずっと座ってます。うつ状態です。
当時の私は、アムロが、わかりやすいヒーロー像からかけ離れており、あまり好感をもてませんでした。
「出撃したくありません!」と言ったり、艦長の言うこと無視したり、ヒロインに冷たく当たったり、乗組員の1人が戦艦から抜けようとしている場面でも「僕は貴方のすべてを認めているわけではありませんが、いままで一緒にやってきた仲間じゃないですか」と言い放ちます。アムロ的には引き留めているつもりのセリフです。
しかし、実際問題、15,6歳の少年が不本意に戦場に駆り出され続けたら、この程度ですまなくなるのでは、と、今ならわかります。
一方、今見てもわからないこともあります。
乗組員のミライさんの恋心です。2人の堅実に見える男性に想われますが、「駄目だ、そっち行っちゃ駄目だ」っと私が考える、チャラそうな男性を好きになります。いまだにわかりません。どうやらそういう現象があるとは聞きますが、私にはわかりません。
他にも、避難民として戦艦に乗り込んでいるお年寄りたちが内乱を起こしたり、コック長のタムラさんが「艦長、塩が無いんだ」と言いだし、塩を探しに戦艦で湖に向かう話なんぞ、子どもアニメ番組としては渋すぎる内容で、卒倒しました。
 
ま、再読や再視聴というものは良いものですな。当時と異なる感想をもてました。
一度夢中になったものは、時を経て、ひょんなことから再読・再視聴しやすく、その都度、昔と今の自分の違いを確認できる、二度三度美味しい、とてもお得な品物です。
私は30年を経て、主人公級のアムロやシャアよりも、超脇役のハヤトコバヤシに心をもっていかれました。これが私にとっての現実で、これが成長です。
またいずれ視聴するとき、ミライさんの気持ちがわかったら、その私は新しい見地に立てたということです。
 
上岡