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タメになる読み物

なぜ?がなるほど!に変わる本 ― 知ればなかよし発達障害のお友達


第12回「まず自分が安心できること」

脳の働き方に違いがあって、みんなと同じように見たり、感じたり、指令を出したりできない人たちのことを、エイリアンの世界に突然ワープした君と同じように考えてみよう。人間界の決まりだってエイリアン界に行けば通じなくなるように、本当は彼らの決まりもちゃんとあるんだけれど、たまたま数の多い私たち側の決まりにあわせなければならないのは、きっと苦痛だろうな。どういう辛さを感じているんだろう。どういうことを伝えれば不安がなくなって楽になるんだろう。それを想像しよく聞くことができたら、次は「どうしたらいいか」と共に考え、伝えあっていくことができるようになると思います。どんな人も、脳の働きかたは一人ひとり全く違うのですから、程度も種類も違って当たり前です。たとえば目での見え方の違い、ということを考えてみましょう。全く何も使わなくても遠くまで何でも完全に良く見える人もいれば、めがねやコンタクトレンズを使って視力を補って見えるようになる人もいるでしょう。でも、とっても強いめがねを使ってもほんのわずかの視力しか得られない人もいます。そしてまた一方、視力は良くても、色を感じる機能がない人もいれば、見える範囲が狭くなっている人もいて、見え方の違いにもさまざまなものがあります。そして、もちろん何を使っても視力を出せない、つまり見ることが全くできない人もいますね。
 

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様々な種類や程度の「困難さ」「辛さ」に合った手助けの方法を考えて実行していく力は大事です。 不自由さの種類や程度にあった手助けがいることを、実は彼ら自身もわかっていないことが多いので、それを共に考えて見つけ出してあげられれば、お互いにとても安心するし、楽になります。想像すること、問いかけることを忘れないでくださいね。
 

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そして最後に。
 
君は毎日安心して、楽しく暮らせていますか?
人に安心を与えられるようになるためには、自分がいつも不安を感じない、楽しい気持ちでいることが一番大切です。不安や恐怖がいっぱいでは、人を思いやる脳の大切な働きも鈍ってしまいます。イライラして戦争だってしたくなってしまいます。
安心脳のためには、夜はぐっすり眠って朝は早起き、そしてしっかりご飯を食べて身体を動かすことが一番です。そうやって、不安や恐怖を追い払った脳には、知恵と想像力が宿ります。平和を愛する心がうまれます。
 
この本を読んで、こんな困難さを抱えている友人たちを、ぜひ安心させたい、手助けをしたい、と思ってくれた君は、ぜひまず自分の安心を育てることから始めましょう。それが大きな力になって、友人の、クラスの、学校の、そしてひいては地球全体の平和と安らぎをきっと導いていくはずです。
 

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