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子育て科学アクシスブログ


恵方巻はコロナ禍にピッタリの行事食?

みなさま、お久しぶりです。ぱんだこと半田です。

昨年の今頃ブログを担当しましたが、一年後にwithコロナの生活がくるなんて思いもしませんでした。
昨年の節分の日には、いつもどおり「鬼は外!」でチョッピリの豆まきをして、西南西を向いて恵方巻きをガッツリほおばって…と、例年どおりの季節行事を楽しんでいました。

それがどうでしょう…マスク着用や、手洗い&消毒が当たり前の日々。家以外で食事をする時は、黙って急いで食べ終えたら即マスク。昼食時は、妙に物静かで独特な雰囲気に変わる学校や職場もありますよね。かきこむように、昼食を召し上がる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 
こういうときこそ例年どおり、家で変わりなく季節行事をしたいなあ…という気持ちになります。

で、今年の恵方はなんだろう?と調べたところ、「南南東」だということがわかりました。恵方を調べている時に、“2021年の節分は124年ぶりに2月2日”との記事を目にしました。ネットで盛り上がっていたらしいのですが、ぱんだは全然知りませんでした。みなさんはご存知でしたか?その理由は…ぜひご自分で調べてみてくださいね!

その説明書きを読んでいるうちに、アクシスでお伝えしていることが思い浮かびました。“起床時に朝日を浴びて交感神経にスイッチを入れて、体内時計を整えましょう”ということと、ちょっとリンクする感じがして面白いなあと思いました。

 
ということで、今年は南南東を向いて恵方巻を…と思ったところで、そもそも恵方ってどうやって決まっているんだろう?ということが気になってきました。

チョチョイと調べてみると…そもそも恵方とは“歳徳神(としとくじん)という神様のいる場所”を指すらしいです。知らなかった!

で、歳徳神というのは、その年の福徳(金運や幸せ)を司る神様の事で、年徳、年神様、正月様などとも呼ばれるそうです。歳徳神のいる場所は毎年変わるので、その度に恵方も変わるらしいです。

恵方を向いて行事を行うと良いとされ、かつては初詣も恵方の方向の神社に参ったり、初めての事を行うときは恵方へ向かって行ったそうです。

そういえば、祖母が初物をいただく時、必ず恵方を確認して、そちらを向いてひとしきり笑ってから食していました。

ぱんだは意味もわからず一緒に笑い、こういうもんだと思って食べていましたが…身に沁みついた、日常的で当たり前と感じている事は、あまり意味を考えないものですねえ。お勉強になりました。

 
じゃあ、そもそも恵方はどうやって決まるんでしょう?

またまたチョチョイと調べてみると、恵方は基本的に四方しかないそうです。

その四方と、十干(じっかん)を組み合わせることにより、その年の恵方が決まるらしい。十干とは“甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸(こう おつ へい てい ぼ き こう しん じん き)” の事で、中国から伝わり、暦の表示などに用いられているとのこと。

この十干と恵方の組み合わせが、その年の歳徳神のいらっしゃる恵方を決める…ということです。奥深いものですねえ。調べれば、まだまだへえ~ということに出会えそうです。へえ~ということに出会った方は、是非ぱんだや他のスタッフに教えてください。

 
今年は特に、恵方巻きの極意「恵方をむいて食べる」「黙って食べる」「一気に食べる」(途中で休んだりするとご利益が得られないらしい…一本丸ごと食べる事で、幸福や商売繁盛の運を一気にいただく、ということを意味しているようです)に従って、一気に一本丸ごと食べて、年の幸運を手に入れたいと思います!

せっかくだから七福神にちなんで、今回は恵方巻の具材も7つの食材を入れようかなあ…7つも食材をいれると、太巻き!って感じになりそうですね。

考えてみれば、7つの食材が入っている太巻きを、一気に黙って食べようと思う時点で、すごくエネルギーがある感じがします。

毎年節分の日に、恵方巻を食べることが健康のバロメーターになって、今の自分を客観的に眺める機会になるのかもしれません。

…ということで、今年もぱんだは張り切って恵方巻を作り、一気にガッツリ食したいと思います!

皆さまも、ご自分ならではの節分の日をお迎えいただいて、コロナ禍だからこその心に残る

ひとときをお過ごしくださいませ。

 
半田光代