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子育て科学アクシスブログ


リラクゼーションメソッド

臨床心理士、上岡です
 
本日は私が担当する「リラクゼーションメソッド」ワークを架空実況中継してみたいと思います!(実際に行っていることから作成した、あくまで仮想現実です。写真はイメージ画像です)
「ペアレンティングトレーニングマインド」ワーク内にも「ストレスの適切な対処法を共有する」というテーマで、ストレスを緩める方法『リラクゼーション』に触れていますが、「ペアレンティングトレーニングマインド」はどちらかというと話し合い中心の時間になります。「リラクゼーションメソッド」は、リラクゼーションを『学び』そして実際に体験し『練習する』時間と言えます。
 
さて、今日は、子どもが毎日いうことを聞かないわで、怒鳴ってしまい、結局あとで「言い過ぎた…」と後悔するAさん、アルバイトの面接試験が近づいているBさんが参加されました。
 
人間関係はこじれても、時間や距離を置けば時間とともに落ち着いていくことが多いのですが、Aさんみたいに、毎日顔を合わせあう親子関係(職場の同じ部署の人間関係も同じ)だと大変です。以前の不快な記憶が残ったまま、また目の前で不快な出来事がおきると、相手との関係がどんどん敏感になっていき、ちょっとしたことでも不快に思うようになってしまいます。
「相手との関係がどんどん敏感になっていく」
この言葉にBさんの記憶が想起され、以前のアルバイト先では上司に悪い意味で目を付けられたことがあり、会うたびに小言を言われた結果、その上司の声を遠くで聞くだけでも不快な気持ちになった、と言う話がでました。
Bさんの話にAさんも同調し、「昔、似たような経験があった」と。「あのとき最悪だったけど、今思えば、大したことでもないことも、お互い、イライラの相乗効果でピリピリしちゃってたな」と。
そうなんです。感情に良し悪しはなく、怒りや不快になってもいいんです。ただ、余計にそれらの気分が生じちゃうのは、いいことないですよねー、とお伝えすると、お2人とも深くうなづきました。
そんなストレスになる出来事に気分や考えが全部のっとられず、適度に距離を保つ方法として大切なのがリラクゼーョンです。
上司や子どもと「実際の距離」を置けないけれども、過敏になっている関係のとき、「こころの中での距離」を少し置けるのがリラクゼーションです。
手始めに各々のリラクゼーションを思いつく限り書いてもらいました。アクシスでは40個以上を目標としています(笑)。
Aさんはスラスラかけていましたが、Bさんは「リラックスする方法なんてじっくり考えたことがなかった」と筆がなかなか動きません。
Aさんに普段行うリラクゼーションを発表してもらいました。「植物を愛でる」「ケーキを食べる」などなどリラクゼーションは意識すれば周囲にあります。と、Bさんから「もっと大きなイベントしかリラクゼーションにならないと思ってた。コンサートに行くとか」との感想。それもリラクゼーションだけど、緊張していたからだやこころが和らぐのもリラクゼーションだし、からだやこころが緩むと、頭の中も緩んで、不快な出来事と距離をとる余裕ができるよ、と伝えました。
「からだがゆるむ…ってのがピンとこない」と言ってくれるので、ここで緊張と緩和のワークを行い、力が入る感覚と抜ける感覚を感じてもらいました。ダンスをしているわけではありませんよ。
「なんとなく、なんとなく。まだなんとなく」となかなか正直な感想を言ってくれるので、
それでいいです。大事なことは「力が抜けるときがある」とまずは認識すること。そうすると普段の生活で意識しやすくなり、からだの感覚とその言葉が少しずつつながっていきますよ、とお伝えしました。
 
さて、ストレスと付き合う上でたくさんリラクゼーションがあるということは武器ですし、たくさんあると自覚するだけでも武器です。
ここからは新しいリラクゼーションを体験してみましょう。
ストレスが生じる場面を各々整理すると、Bさんは最初の話しの通り「面接の時間」ですが、加えて、「過去の出来事があるから、上司っぽい人への報告の時間」も不快さが生じてくるとの話が出てきました。Aさんは「夕食前の時間」でした。Aさんは家事で手一杯、子どもたちは宿題やらない、そんな時間です。
時間が絞れているので、その時間前に気持ちを落ち着かせる呼吸法を行うことを提案しました。落ちついていないと、生じた気分にブレーキをかける前頭葉の動きも鈍くなります。まずは、出陣の前に呼吸法。
数回の練習のあと、Aさんには夕食前の時間、Bさんには上司への報告場面をリアルに思い出してもらい、そこで本日学んだ呼吸法を実践してもらいました。
 
今日参加したAさんにはこの方法があっていたようで「これならやれそう!落ち着けた」とのこと。体の感覚におぼこいBさんも「なんとなく落ち着けた」とのこと。
そこで、その感想に説得力を与えるため、アクシスルームにおいてある自律神経測定器の登場です。TAS9です!
本日学んだ呼吸法を行いながらTAS9を測定してもらいました。結果、自律神経にとても良い効果が表れる結果となりました。
これにはさすがのBさんも「数値で出ると、説得力あがる。落ち着いた気が一層する」とのこと。ほっ。
AさんBさんに、その場面の前に気持ちを静めることを試してください、とお伝えしました。また、そもそも子どもにイライラする裏には「こうでなきゃいけない」「こうさせなきゃならない」が隠れています。その根幹をほぐすことについては、「ペアレンテインングトレーニング・オンデマンド」や「ラウンジタイム」でゆっくりほぐしていきましょうとご提案させていただきました。
 
リラクゼーションメソッドの中でとりあげる方法は、難しい技術は必要ありません。が、経験と練習は必要です。
「いま、自分が不快な感情になっている」と気づく経験が必要ですし、そんな余裕のないアップアップの時にすぐに実践できるぐらい慣れておく、練習が必要です。
生じた不快な気分に飲み込まれているのか、経験と練習で、その気分を少しでも落ち着かせることができるか、はその後の動きに大きく影響を与えますので、本ワークでの幾つかのメソッドがご自身がしっくりくるものに出会えることができれば幸いです。
 
上岡
 
 
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