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子育て科学アクシスブログ


桜の思い出

上岡です。
桜の季節です。
この時期、普段のわたしの散歩道が賑やかになり、お花見している人たちを見かけるたびに伝播され、コンビニで肉まんとホットコーヒーを買いこみ、塀に腰を掛け、桜を愛でます。
そこで振り返ると、桜の木の下でどんちゃん騒ぎをした『花見』の記憶がわたしには全くございません。
騒ぎ飲みすぎて覚えてない、という意味ではなく、刑事訴追を恐れての発言、ということでもなく、newsに映る映像のような花見をした経験がないのです。
『生活地域が、酔っぱらっても帰宅できるぐらい公共機関が充実していれば違ったのかな』と思います。
では、アルコール抜きで桜を愛でに花見に出かけたことはあるか?というとあまり無いのです。
『そもそも、草花を愛でる感覚がなかったからかな』と思います。
30代中盤に差し掛かったころ、四季の色どりが心を動すことをようやく発見し、桜を見かけると立ち止まるようにはなってきました。
ではそれ以降は増えたのか?というと、そうでもない。
『こんな忙しい時期、桜を愛でる余裕なんぞなかったからではないだろうか?』
新しい職場に移動したなら準備で忙しいし、仕事をしていればそれはそれで年度末のまとめで忙しいし。
でも、news映像の会社員たちはフィクションじゃありません。実在するし、直に目視したこともあります。
ということは
『「すきさえあれば楽しんでやる!」という気概の問題では?』という思いに至るのです。
桜は数あるイベントの中でも、色彩的にかなり目を引きます。
あの薄桃色のぼんやりとした塊ときたら。
「こっちを見ろ!」とものすごい注意引きしてきます。
そして忙しいと、その忙しさに埋没することを選び、やがてあの強烈な注意引きは通り過ぎてしまいます。
 
昔、ドラマで粋な上司が「今日は早く帰れ。なんてったってクリスマスだからなー」と部下に話しかけていました(そんな会社、無いと思います)。
でもこういうことなのではないか、と。
桜は「忙しいのはわかるけど今日は戯れろ。せっかくなんだ。雰囲気に乗っかって、ちっとはリラックスしてみな」と言っています。
イベントに乗っかることを冷ややかに見る風潮もありますが、こういうイベントがあるからこそ、忙しい中でもそれを理由に自分にご褒美を上げたり、リフレッシュする機会にできるのです。
40代になった今、ようやくとりかえしてます。イベントに飲み込まれています。
なので、ダイエット目的の散歩ではありますが、お花見をみつけると、あんまんと紅茶を買う自分を赦しています。
 
上岡