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子育て科学アクシスブログ


Congratulations!…and many many thanks!

皆さんこんにちは、成田です。

 
少しだけ暖かくなりましたね。

成田は、無事に今年も大学の授業や卒論が終了したので、日々眼医者やら歯医者やら車の点検やら庭の手入れやらウォーキングやら、色々メンテナンスに余念がありません(笑)。

 
先日、おかげさまで今年も無事に卒論発表会が終了しました。

こうやって、毎年学生たちを送り出している生活もはや10数年。

自分の子どもも本当に大きくなりました。

娘が胎児だったときに、私は田副真美先生と獨協医科大学で出会いました。

予期せぬ妊娠だったため上司部下からは露骨に嫌な顔をされ(当時はマタハラという言葉の誕生以前)、当直も全く免除されず代わってもらえず、高齢なんで切迫ぎみで体調不良の日には、他大学勤務の夫が駆け付け代わってくれて何とかやりくりしていたハリノムシロの日々でした。

 
そんな、結構デスペレートな毎日の中で、いつも明るく元気に、そして生まれてくる子にあっけらかんと喜びを表現してくれたのが、田副先生でした。

小児科医としてバリバリ仕事のできない身重の私は、いつしか田副先生とタッグを組んで、様々な精神心理疾患のお子さんたちを担当するようになり、二人の漫才外来が嘘のように効を奏する経験が積み重ねられていきました。今の、複数の専門家がコラボするアクシス効果の原型です。

 
その後、無事に娘と分離されたあとは、得意の研究テクで(笑)論文も共同で多数執筆し、海外の学会にもちょくちょく発表をしに行くようになりました。

田副先生も一緒に行ってくださることも多く、両親が学会で必死で発表をしている間は、田副先生はずうっと娘と一緒に居てくださったのです。

だから、今話をすると、私には全く記憶にない海外でのエピソードを田副先生と娘が共有していることが多くてびっくりします。

「サクラメントでシュワちゃん(当時市長だった)を見かけたのよ~」「エレベーターの中で一緒にいると、見知らぬ人に親子かって何回も聞かれたものよ~」…し、知らない(汗)

 
胎児時代からつながる約20年という流れの中で、田副先生と過ごしたたくさんの時間が、間違いなく、現在の我が娘のたくさんのパーツを形成してくれています。

なんてありがたいことでしょう。

 
今、お嬢さんの挙式で海外にいらしている、立派にお二人のお子さんを巣だたせた田副先生へ……

心から、おめでとうございます!これからもお元気でお幸せに!

本当に本当にありがとうございました♪

 
成田 奈緒子