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子育て科学アクシスブログ


伊藤家の弾丸旅行

2017.03.15

皆様、こんにちは。伊藤です。
まだ、朝晩は肌寒く床暖房の恩恵にあずかっておりますが、日中は風さえなければ春らしい雰囲気になってきましたね。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
 
先日、〇十年前に修学旅行で行った京都に娘と36時間弾丸旅行に行きました。学生の頃の思い出というと、宿泊先でみんなと夜遅くまで語り合ったこと、おいしいお食事のこと、直指庵という誰も選ばない浄土宗の竹林が美しい寺院を訪ねたことくらいです。直指庵というお寺には、思い出を書いてもらうノートが置いてあります。心のとげをこのノートに吐露するようにとも書かれてあったような、、。自分が何を書いてきたか覚えていないのですが、決して派手ではないこのお寺、逆にそのしっとりと厳かな雰囲気に心が洗われた印象が強く残っています。
沢山の年月が経ち、人生2回目の京都旅行となったわけですが、若い時に回ったときには興味がなかった建立された経緯や歴史的背景などもなぜかとても興味があり、一つの場所をまわるのにかなりの時間を要してしまいました。特にあの徳川幕府が終わった大政奉還の場となった二条城の二の丸御殿、鴬張りの廊下も初であり、台所も特別に拝観でき、二条城一つで半日があっという間に終わってしまいました。そのため、一度は行ってみたかった清水寺も、込み合った参道を上りきったところで時間が足りず、断念して帰る羽目になってしまいました。
同じ観光地でもその時によって感じ方がまた違うということをしみじみと感じた旅でした。そして、もう一つ、なんと我が家の娘は恐ろしいほど地図が読めない女子だったということを知った旅でした。行きたい方向と反対に歩き続けるという、ま、健康に良い旅であったことは間違いなし、これもいい思い出です。