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子育て科学アクシスブログ


累様!

皆さんこんにちは、成田です。

 
昨年このブログで「累」という題で書かせて頂きました。

そう、その累様が眠ってる墓所の話しも…

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やっと!

訪ねる事ができました先日。

三遊亭円朝さんの「真景累ヶ淵」(速記記録)の記述によれば、流山から北上して水海道、その先の「羽生村」におった累という娘は心は優しいが顔に醜いできものがあり、夫に疎まれ殺される。そのたたりが次々縁者を襲って…というお話。江戸時代長きにわたり多くの犠牲者を出したのち、ついに累が葬られる法蔵寺祐天上人が来てくれて、祟りを鎮めてくれたそうな。

 
探してみましたナビさんで。

あっさり出てきました「法蔵寺」、周辺の地名はバッチリ「羽生」と書いてある。地図を見るとお寺の裏では丁度鬼怒川が蛇行して三日月型になっとるまさに「淵」!

恐る恐る車を進めて行くと、ちゃんと書いてありました「累の眠る寺法蔵寺」。やったー!!

 


 
本当にここにいたのね累。

本当に祐天上人いらしたのね。そして累だけでなく何人も犠牲になっている…風雪にさらされた小さな墓標が3つ、並んで囲ってありました。

(お墓の写真は怖くて撮れませんでしたー)

ひっそりとこんなところで眠る、名もなかった田舎の一女性が被ったセクハラ?モラハラ?被害が、今も累々と語られ続ける事になったのは、きっと「たまたま」話を聞き及んだ人の創造力と想像力の賜物なのでしょうね。

落語、歌舞伎、そして講談と江戸時代に花開いた文化が現代にまでしっかりと継承されてる日本の素晴らしさももちろん感じるのですが、一方で、尊厳を完全に踏みにじられていた日本の女性たちのこと、絶対忘れないでね!!という叫びも聞こえたような、そんな気がしました。

 
残念ながら鬼怒川の堤防は護岸工事中で、「真景累ヶ淵」を間近に見ることは出来なかったので、累さんの無念を忘れないためにも、またいつか、再訪したいと思います!

 
成田 奈緒子