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子育て科学アクシスブログ


八年目の開花

皆様こんにちは、成田です。
 
嬉しい春です。
K君が、ついに高校の卒業証書を手にしました!!
八年かけ、じっくりと、でも、確実に自分で学んだ成果です。
中学の時から見させていただいてきた成田としては、K君が「本当に自力で達成した」ことにこそ、ものすごく重要な意味があると思っています。
 
ご両親は当初、仕方ないことではありますが、卒業「させる」ことに最も執心していました。叱ったり嘆いたりして少し彼を動かせると希望を持つけど、すぐにそれがまた絶望にとって代わる。信頼する気持ちはどんどん減って心配が無限大に膨らむ。
 
堂々巡りの感情の渦の中で、一番苦しかったのはたぶん、K君本人だったと思います。
 
今年度の初め、母のHさんは宣言しました。「高校の授業料を払えるのは、今年度限りね。」
卒業「させたい」を封印して、頑張って彼を信じる気持ちを増やして、それだけを伝えたHさん。卒業「して」ほしい気持ちはもちろんあるけど、あえてそれは伝えずに、見守る。本当は苦しい、そんな気持ちを幾度もアクシスで吐露して下さいました。
 
でも、不思議なことに、そんなHさんの表情は今年度、どんどん明るく、お肌も艶やかに変わって行きました。自律神経のデータも、以前のスカイツリー型から、穏やかな高尾山(?)型に…
聞くと、「あんまりにもKが勉強しないので教材もったいないって思って、英語とか私の得意なものは、ちょっと教科書借りて、私が勉強してみたんです。そしたら面白くて!!  まあ、もう私が勉強すれば元取れるしいっかな(笑)」
 
このままでは全部取られる!!と危機感を持ったのか、K君も自分のペースで課題をこなすようになり、そしてラストスパートの時期になって、彼が勉強を「する」のを母が横で見守る、というフォーメーションで、見事滑り込みセーフ、卒業の単位を全部取得したのです。
 
「させる」から、見事「する」に転じ、そして結果を得たこの母子の成長は、奇跡だと成田は思います。なぜなら、年度初めに、くどいほど成田はHさんに「今年限りと宣言できたのは偉い!! でも、卒業できない可能性も高いってことは、自分の中に持っててね。卒業できなくても大丈夫、彼はそれでも成長できるから」と伝えていたからです。
 
同じことを、高校の先生たちも感じられたようです。
後日、Hさんから報告がありました。
「高校から、『八年かけ、諦めずに卒業した努力に対し、特別な賞を授与することに決定しました』というお知らせが来ました。」
 
K君、本当におめでとう♪
K君ご一家に、ますますの幸あれと心よりお祈りいたします。
 
ちょっと早咲きの河津桜と梅の枝、成田からのcongratulations!です。
 

 

 
成田 奈緒子
 

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