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子育て科学アクシスブログ


魔女たちの宴(笑)~Happy Halloween~

皆様こんにちは。成田です。

 
むか~し昔、その昔、鎖国がようやく終わったばかりの明治初期、私の母校の祖となる宣教師の方々がアメリカから日本に上陸され、神戸の地に女子教育のための学校を開きました。

で、重点的英語教育のため、本国からたくさんの先生がやってきて、学校の敷地内あちこちに建てられた洋館に住み、寄宿舎に住む生徒たちと交流を深めました。

様々なアメリカで行われている行事を、先生方が折々に再現してくれて、生徒たちは少しずつ異文化に慣れていったのです。

 
時を経て昭和の時代、12歳でこの学校に入学・入寮した私は、「あしながおじさん」を愛読する、夢見る日本の少女でした。

英語も習ったこともなく、もちろん外国に行ったこともない、そんな少女に「なななんじゃこれは?!」と衝撃を与えた行事が、その頃、知っている日本人はたぶん数名くらいだったと思われる「Halloween」でした。

 
なんせ、この学校の英語教育はすべてネイティブの先生が行い、一切日本語を使わないので、何を言ってるかわかんない。

でもどうやら「10月31日に、なんか仮装して、外国人の先生たちの家を歩き回る」らしいこと。その仮装の出来を先生たちが審査し、一等賞が決められるらしいこと。がおぼろげにわかりました。

ということで、中学一年生の私は、一生懸命考え、食堂のピアノのカバーを勝手に拝借してマントに仕立て、仮面を作り、当時流行ってた「怪傑ゾロ」(ゾロリじゃないです、本家本元!)の扮装をして、当時持ってた典雅なオルゴールが鳴る目覚まし時計を携え、「trick or treat!」と叫びながら他の寮生たちと行列を作って洋館を訪ね歩き、お菓子をもらって帰ってきました。
ピアノカバーを勝手に使ったことで舎監の先生からはこっぴどく叱られましたが、私の仮装は一等賞をいただきました(笑)。

 
その後実際にアメリカにわたって、本場のハロウィンも経験したし、今では、8月ごろから日本中でハロウィン商戦が展開されてて、時代は変わったなと思いますが、この時期になるといつもあの「最初の体験」を懐かしく思い出します。

 
そして昨日のアクシスに、またまた何でも作っちゃうYさんが、手作りのハロウィン衣装を持ってきてくださいました!

おねだりして着させていただきました。ちょっと素敵な魔女たちでしょ?

成田の着ている衣装は、コンテストで「デザイン賞」をもらったそうで!

写真の部分を切り取ってあなたの定期入れに入れておけばどんな悪い虫も逃げていく、魔除けになりそうなHappy Halloween♪のひとコマでした。
Yさんありがとう!!

 
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成田奈緒子