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子育て科学アクシスブログ


無駄って、いいかも!

こんにちは、伊藤です。過ごしやすい季節になりましたね。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?私は、大好物の巨峰と柿と気持ちの良い秋晴れの空に癒されながら、のんびり過ごしています。

いつも、車でどこへでも行ってしまう私ですが、先日、所用のため、久方ぶりに朝のTXに乗車しました。車内の光景にびっくり!!席に座っている何人もの人々が、ノートパソコンを広げ、せわしなくキーボードを打つ姿が目に飛び込んできました。そして、パチパチとかなりのスピードで入力をしている音が鳴り響いていました。中には、パンを片手にかじりつきながら、操作していて、忙しい毎日なのかなあ等、勝手に想像したりしていました。車内に掲示されている広告のモデルさんたちの晴れやかな、問いかけてくるような笑顔が、痛々しく感じてしまったのは、私だけでしょうか?スマホもPCも軽量化、スリム化し、無駄のないフォルムになってきていますが、生活も考え方も結果が一番、効率よく、無駄なくやり過ごすことが大切という風潮が強くなってきていますよね。

 
子育てを通して、日々思うこと、毎日、色々なことが本当に起こるということ。。。効率よくやっていくこととは、かけ離れていて、無駄とも思えることも沢山ある作業ですよね。我が家も、もちろん様々なことが起きます。こんな職業をしてはいますが、目の前の子供に対して、いつもおおらかにドンっとしていられない時もあります。いやいや、度々です(笑)。そんな波も、過ぎ去ってみると、「あんなことあったね、、、。」などなど、笑いながら、家族内で共有できる思い出になったり、そんな経験から、子どもだけでなく、親も親として成長したり、ノウハウを知ることとなったりします。私にいたっては、仕事で本当に生かすことができていて、私のために躓いてくれているのかと思えるくらいです。

 
無駄どころかネガティブなことも、紅葉しはじめの山肌のように様々な色合いとなり、これまた深みのある、味わい深い社会人に、きっときっと、なってくれるかなあなんて希望的観測をもって過ごそうと思ったりです。効率よくいかなくても、寄り道たっぷりの人生のほうが、面白い!! でも、体力・精神力がいるので、不安で揺らいでいる子どものよき伴走者となるためにも、親が元気でないと、、、。親が元気であり続けるためにも、親のためのサポーターがより数多くいた方が良いということを実体験(最近も、どつぼにはまりかけてました)を通して感じてます。非常勤講師ではあるものの、よき伴走者になってくれるアクシスっていいなって思います。みなさん、ぜひぜひ遊びに来てくださいね!

 
伊藤 陽子