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子育て科学アクシスブログ


攻撃より奉仕を

皆さんこんにちは。成田です。

 
突然ですが皆さんは、学校の役員は積極的にされる方ですか?

私は、自慢じゃないですが、娘の成長に伴ってお世話になる学校すべてで、必ずや役員をしてきました。

忙しいので、集まりに必ず顔を出すことが不可能であるため、足を引っ張るのでは…と、一旦は躊躇し固辞しようとするのですが、何故か気づくといつでもどこでも、とっても楽しく活動してる。

 
今、娘の学校に行くと、次々いろんな生徒(私は全く認識できないが、向こうは皆私を知っているらしい→昨年授業をさせてもらったので)が、「あ、成田は○○教室にいますよ」「わかりますか?道案内しましょうか」って話しかけてくれて、とっても便利♪

その上、保護者の方たちや先生方とも仲良くなれて、「成田さんってバナナ好きなんですよね~この間給食でバナナが出たとき、みんながくれて13本集まったって、うちの子が言ってました~」とか、親の知らない学校生活を知ることもできる(笑)。

先日、ゲストティーチャーとして素晴らしい親業ワークをしてくださった村上志保先生も、もとはといえば役員仲間。

そして先生からは、「成田はねえ、人生舐めてんですよ!! だから、敢えて厳しいクラスに入れて、挫折を味わわせたいって思ってるんですよ~」とありがたくも核心を突くお言葉。

生徒も、保護者も、先生も、みんな素敵でなんて良い学校!!と、行く度に感謝、感謝です。

 
実は私の親は、全く娘の学校に現れませんでした。

中高はキリスト教の学校でしたから、バザーなど、「奉仕」することが神の御国にいくためには当たり前に大切なこと、と教育されます。

たくさんの同級生のお母様達が、日常的に学校に奉仕活動にいらしていました。

忙しいので仕方ないとはわかっているので、来ないことは諦められます。

しかし、学校や教師、同級生などをあからさまに批判する言葉を、何故か母は日々私に吐いていました。痛み以外の何物でもありませんでした。

 
子どもがいじめなどデメリットを受けてしまった時に、つい保護者は学校を批判してしまいます。それが、どれほど子どもの心に痛みを与えるかには気づかずに…

攻撃からではなく、奉仕、から始めてみるのもアリだと思います。

 
アクシスの会員様の中にも、全身全霊でお子さんの学校で奉仕され続けていらっしゃる方がおられます。Yさんは毎年毎年、学校の文化祭のための出し物を考え、組織し、成功に導いてます。

今年は、「セカオワの格好で舞台に上がり、子どもたちに『わー、セカオワだあ!』って思わせてから、くるっと後ろを向いていきなり関ジャニを踊る!!」

…という出し物をされたそうで…(;^_^A

 
Yさんの凄いところは、その衣裳、小道具のすべてを一人で制作してしまうこと!!

 
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わかりますか?

旗の上に乗ってるのは、フカセさんの持ち物のトランシーバー型マイク!!(牛乳パックと縄跳びで作成!)

 
このほか、段ボールでベイマックス、端切れや浴用タオルを活用したアナ雪の衣裳なども作成。凄い才能です。

今年卒業予定のYさんのお子さんには、秘かに「留年させよう」作戦も学校関係者の間で進行中とか(笑)。

色々思うところもあるだろうし時間の工面も大変だろうけど、こうやってただただ子どもがお世話になっている学校に奉仕を続ける、そんなYさんが素敵です。

 
成田奈緒子